2025年02月13日
鼻水について!
こんにちは、病児保育室さくらんぼです🍒
今の時期、鼻水が出ているお子さまをよく見かけます。
今回は鼻水についてお話ししたい思います。
鼻水は、鼻に花粉やホコリが入り込むとこれらの異物を身体の外へ流しだそうとして鼻水が出ます。また、ウイルスや細菌などの病原菌に感染すると、膿の混じったドロッとした鼻水になります。この鼻水をためたままにしていると、鼻腔内の細菌が繁殖し副鼻腔炎や中耳炎をひきおこす原因となります。鼻はすすらず、できるだけ出してあげましょう。
でも、鼻を拭こうとすると嫌がるお子さんもいらっしゃいますよね。嫌がる原因が2つあるようです。
1つ目は、痛いから!子どもの皮膚は大人の半分以下なのでとてもデリケート。やさしくなでるようにすると痛さが違うようです。柔らかいティッシュもおすすめです!
2つ目は、怖いから!背後や横から急に手が出てきて鼻水を拭かれたりすることでティッシュを持った手に恐怖を持つことがあるとか・・・(T_T)拭くときは必ず「○○ちゃん、鼻水出たから拭こうね!」など声をかけながら姿が見えることが重要。また、鼻水が出ていることを本人に知ってもらうためにも大切なことだそうですよ。
どうしても鼻の下が赤くなって痛がる時は、保湿剤を塗ってあげるといいですよ (*^^*)
また、大人にとっては鼻をかむことは簡単ですが、小さな子どもは鼻から息を吹き出すのは難しいもの。こんな練習をしてみてはいかがでしょう?
- 鼻から息を吹いてみる・・・「お鼻からフーンって吹くよ」と声をかけて、鼻から息を吹き出させます。ティッシュペーパーや、糸につるした紙飛行機を顔の垂らし、揺らす遊びもおすすめ。ゲーム感覚でやってみると良いと思います。
鼻から吹くことが難しいときは、まず口でふぅーとすることから始めてみましょう!
- 片方をふさいで吹いてみる・・・鼻から息を吹けるようになったら、片方の鼻の穴をふさいで、やさしく息を吹くよう声をかけます。上手になったら、ティッシュペーパーを当てて片方ずつ鼻をかませてみます。
強くかみすぎると耳を痛めてしまうことがあるので注意してください。
鼻水を出すことで病気にかかりにくい元気な身体を作っていきましょう!