2025年10月17日
RSウイルスについて
こんにちは。病児保育室さくらんぼです 🍒
朝晩は過ごしやすい気温になってきましたね。
今回はRSウイルスについてお話ししようと思います。
気管支炎や肺炎などを起こすウイルス感染症で冬に多い病気でしたが、最近は時季がなくなってきています。
鼻水が2,3日続いた後、急にゼイゼイして呼吸が苦しくなったり、哺乳ができなくなったりすることがあります。
症状は5~7日でピークを越えますが、咳が収まるまでには2~3週間かかります。特に生後6か月未満の赤ちゃん、早産児、生まれつき心臓や肺に病気があるお子さんなどは重症になりやすい傾向があります。酸素の取り込みが悪い場合は、入院が必要になることも・・・。RSウイルスに効く薬はなく、対処療法になります。ヒトメタニューモウイルス感染症も似たような症状があります。はじめはかぜと思っていても、数日して急に状態が悪くなることも・・・。夜間に救急受診できる医療機関も確認しておくとよいと思います。

喘息と見分けがつきにくいこともあります。
おかしいなと思ったら早めに小児科を受診してくださいね。
そして、手洗い、うがいをしましょう。うがいが難しいときは水を飲ませましょう。
登園の目安は、熱が下がって元気で、ゼイゼイなどがなく、食事、睡眠がしっかりとれるようになることです。あくまで目安ですが、お子さまの状態をよく見極めてあげることが大切になります。無理をせずゆっくり休ませてあげてくださいね。
朝晩と日中の寒暖差には十分気をつけて過ごしましょう(*^^*)