やまぐちキッズセンター

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2024年01月30日

病気の時に何食べる?~病児保育室さくらんぼ🍒~

暑かったり寒かったりと気温差のあるこの季節、体調を崩すお子さまが多くなっています。

病児保育室の問い合わせも熱や下痢嘔吐、インフルエンザまで様々です。

体調が悪い時に‥

「食欲がないけど、どんなものを食べさせたらいいの?」

といった声が良く聞かれます。

今回は体調が悪い時の食事について症状別にお伝えしたいと思います 😀

▼鼻水・鼻詰まりの時=ビタミンAとビタミンC  

鼻水が出ている時は粘膜が弱っている状態です。にんじんやかぼちゃ、ホウレンソウなどの緑葉野菜や、いちごやみかんなどが抵抗力がつきやすくなります。食欲がなければ無理に与える必要はありません。

▼のどの痛み・咳の時=温かいのど越しのいい食べ物

うどんやおかゆ、おじやなどをいつもより柔らかく煮込み、食欲に応じて少しずつ食べさせてあげてはいかがでしょうか。柑橘類や酸っぱいものは喉を刺激するため、避けてあげることを推奨します。

咳がひどい時は、咳が落ち着いた時を見計らって食べさせてあげるのがおすすめです。

▼発熱の時=水分補給&消化に良い糖質(炭水化物)

熱が高く食欲がない時は無理に食べなくても大丈夫です。食欲があれば糖質を中心としたおかゆやうどん、そうめんなどののどの通りが良く消化に良い物を食べさせるのも良いと思います。大事なのは水分補給で、脱水症状を防ぎましょう。

▼下痢の時=常温のもので水分補給

下痢症状で一番心配なのは脱水症状です。こまめに水分補給をしながら様子を見ます。胃を刺激しないように冷たい物より常温のものが好ましいです。又繊維の多い食材や油脂類等胃腸を刺激する食材は避けましょう。

 

 

▼嘔吐がある時=整腸作用があるにんじんやりんご

吐き気が続いている時は食事を与えないで様子を見ましょう。胃に中に固形物が入るとそれが刺激となり、また吐きたくなるのでまずは胃を休ませてあげます。卵や牛乳、肉などの動物性たんぱく質や柑橘類は体調が戻るまで控えてあげることがおすすめです。

急に食欲がなくなって心配されるかもしれませんが、体調が戻ってきたら自然と食欲も戻ってくるので、まずはお子様がしっかり体を休めることを優先してあげましょう。ただしこまめな水分補給は心がけて!

このようにお子様の健康に関することでお悩みの時、キッズには看護師免許を持っているスタッフがいますので気軽に相談していただけると嬉しいです。保護者の方と協力してお子さまの健康管理が出来たらと思います🌝